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【2022年最新】生存確認・高齢者一人暮らし対策アプリ3選(孤独死防止アプリ)

2022年8月21日

高齢者の孤独死が、社会問題として取り上げられるようになってきました。
地域社会や身内との関係が希薄になったり、経済的に困窮になったりということが原因で、孤独死は年々増加傾向にあります。

新型コロナが流行したことも、孤独死の増加に拍車をかけているとも言われています。

現在、様々な孤独死防止の製品やサービスが提供されていますが、
なかでもアプリは最も取り入れやすく、最初に取り組むにはハードルが低いツールとなります。

私が調べた限りでも多数のアプリがリリースされていました。

この記事では、孤独死の現状と原因、そしてその対策方法について解説していきます!
また、私が調べた中から3つのアプリを紹介いたします。

【この記事で分かること】

・高齢者の孤独死の現状と原因
・孤独死を防ぐ方法
・人気の孤独死防止アプリ3つ



こんな悩みがある方に向けて、記事を書いています。


孤独死の現状を知りたい

遠くに住む親が高齢になって心配…。毎日連絡を取ることも難しい。

監視カメラとかも検討したけど、ハードルが高い。
手軽に安否確認が出来る方法を知りたい

高齢の方への見守りだけでなく、若年層(子ども)の一人暮らしに対する見守りにも応用することが出来ます
ぜひ最後までご覧ください。




孤独死の現状

孤独死の現状について、政府が提供している資料などを参考にまとめてみました。

孤独死数の傾向と年齢

下のグラフは、東京都監察医務院で取り扱った自宅住居で亡くなった単身世帯の者の統計をもとにしたものです。


孤独死の死者数は、2009年から2倍近い数字になっています。
また、東京都区内における一人暮らしの65歳以上の死亡者数は、2018年で3,867名となっており、約7割を占めています。
若年層の孤独死もわずかですが、増加傾向にあります。

死因別統計データ」(国土交通省)をもとに作成

死因

一般社団法人日本少額短期保険協会 孤独死対策委員会のレポートより作成されたデータによると、


死因の約6割が病死とのデータが出ています。
自殺死が11.3%と出ていることも見逃してはなりません。

死因別統計データ」(国土交通省)をもとに作成

孤独死の原因

では、なぜ孤独死が増えているのでしょうか??

単身世帯の増加に加え、近所付き合いが希薄になったことが主な原因と言われています。
新型コロナウイルスの影響により、より人間関係が希薄になったり、経済的な困窮になる人も増加しており、孤独死は増加していくと考えられます。

孤独死を防止するための、もっとも重要な方法は、
言うまでもなく

人との接点を増やすこと

です。


定期的に会うことはもちろん、電話やメールなどを介してでも、誰かと繋がっている状態であれば、単身者の変化に気づくことも出来ます。
しかし、頼れる家族がいない方も多いと聞きます。
現在は、さまざまなサービスが出ていますので、それぞれの状況にあったサービスの利用を検討されることをオススメします。

次の章では、孤独死を防ぐ具体的な方法について解説いたします。

孤独死を防ぐ方法

1.見守りサービスの利用

現在、多くの見守りサービスが出ています。

家にボタンを設置して、緊急ボタンが押されるとすぐにサポート担当が家に行ってくれるものや、人感センサーで人の動きを検知するサービス担当者が定期的に電話をかけてくれるなどのサービスがあります。

また、住んでいる市町村が見守りサービスを行なっている場合もあります。

2.介護施設に入居する

高齢者の孤独死対策で最も適しているのは、老人ホームを利用することです。

日々スタッフの見守りや他の入居者との関わりがあるので、孤独死という最悪な結果を生むことはなく、家族としても安心できるでしょう。

またレクリエーションやイベントもあり、楽しく過ごすことも出来ます。

3.家族が頻繁に連絡をとる

家族が定期的に連絡を取ることも、孤独死防止に繋がります。
出来れば、習慣化することで、単身者の変化にいち早く気づくことが出来ます。

しかし、「忙しくてなかなか連絡が出来ない」という声が多いのも事実です。

現在は、インターネットが普及し、高齢者でもスマホでインターネットを使う人が増えてきました。
アプリは気軽に利用しやすいため、見守りの第一歩にはオススメです。

簡単に単身者の安否を確認することが出来ます。

高齢者のアプリ利用率

出典:「令和3年版高齢社会白書」(内閣府)


近年、見守りアプリも多数出ておりますので、次の章で厳選した見守りアプリを3つご紹介いたします。

孤独死防止アプリ3選

1.みまもる(softbank)

SoftBankが行う見守りサービスです。

【特徴】
みまもられる方がスマートフォンを利用した履歴(スマホのロック解除・充電・歩行の時間)がクラウド上に保存され、見守る方はアプリケーション内で履歴を確認することができるサービス
みまもられる方の行動が一定時間検知できない場合、自動電話で安否確認を行ってくれるなど、通信業者ならではの対応を行なってくれます。

【料金】
ソフトバンクまたはY mobileユーザーは、月額528円から利用可能
ソフトバンクまたはY mobileユーザー以外の方は、月額1,078円から利用可能
シングルプラン(無料)もあります。※自動電話・自動通知は無しなど一部制限あり。

※2022年8月22日現在

詳しくは、下記のリンクをご参考ください。

みまもりサービス|SoftBank

2.Link+

プッシュ通知を利用したアラームでスマホの操作を感知する見守りアプリです。

IOS/Androidともに対応しています。

【特徴】
アラームが消されない(スマホ操作が感知出来ない)場合には、事前に設定したメールアドレスに連絡がいく
緊急時のメール本文を自分で決めることも出来るため、緊急時にお願いしたい内容などを加えて送ることも可能

【料金】
無料

※2022年8月22日現在

詳しくは、下記のリンクをご参考ください。

孤独死防止アプリ「リンクプラス」

3.LINEエンリッチ見守りサービス

LINEを用いた見守りサービスで、2022年1月18日現在、登録者数が4.932人が登録している大きなサービスです。

【特徴】
事前に設定した間隔で、LINEで安否確認の通知が届く
確認ボタンが押されない場合、再度LINEで安否確認の通知が送られる
それでも、安否確認のボタンが押されない場合は、事前登録した近親者に連絡がいく

【料金】
無料

非常に便利ですね!

安否確認の再送への反応がなく生存確認の電話を直接した方が、サービス開始以来677人で1,565回
サービスに価値を感じて頂いた利用者の皆さんからの支援・寄附金は述べ535人で1,799,470円
ということで、多くの方が利用価値を感じていることが分かります。

運営元のNPO法人はLINEを用いた見守りサービスを複数展開しているため、ご自身の状況に合わせて選択することがオススメです!

詳しくは公式サイトをご覧ください。

LINEで安否確認サービス

まとめ

いかがでしたでしょうか??

問題視されていた孤独死は、近年、単身世帯の増加や新型コロナウイルスの影響で人間関係が希薄になったり、テレワークが増加したりで、幅広い年代で増加傾向にあり、今後も増え続けると想定されます。

その反面、様々なサービスが提供されたり、スマホの普及により、対策できる手段も多く出てきています。
それぞれの状況に合わせて、早めに行動に移すことが、大切な人を守り、後悔しないために重要です。



当ブログでは、引き続き孤独死関連の情報を発信をしていく予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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