高齢者の孤独死が問題視され、ニュースでも多く見かけるようになりました。
実際、統計的にも孤独死は年々増加傾向にあり、単身世帯の増加に加え、近所付き合いが希薄になったことが主な原因と言われています。
2020年より新型コロナウイルスが大流行し、友人との接点やコミュニティが減少した人も多いため、より一層社会的な問題となる可能性があります。
単身の高齢者を見守るには、「家族が定期的に連絡をとる」ほか、「介護施設に入居する」「訪問サービス」を利用するなどがあります。
しかし、毎日連絡を取ることが困難であったり、費用的に高額であったりと簡単に踏み出せる対策とは言えません。
そこで、この記事では、誰もがもつスマホなどのデジタルを活用した、安価で導入がしやすい人気の見守りサービスをご紹介いたします!
目次
こんな悩みが解決します
高齢の親が心配だけど、毎日連絡を取れない。
見守りの費用を抑えたい
認知症や徘徊などの可能性もあって、心配している。
タイプ別、見守りサービス紹介
1.「みまもりCube」
家の中の様子をスマホで確認できるサービス
「みまもりCube」
【こんな方にオススメ】
・認知症や徘徊などの可能性もあって、心配な方。
・毎日連絡を取れない方。
・親の自宅にインターネット回線がない方。
高度な動体検知技術をもつ株式会社ラムロックが提供している見守りサービスが、
「みまもりCube」です。
「みまもりCube」は、コンセントに差すだけでカメラとして利用でき、見守る側のスマホアプリで映像で状況を確認することが出来ます。
機能の利用は見守る側が設定するように設計されており、見守られる側は特に何もする必要がないのも特徴です。
また、インターネット回線も不要なため、特別な工事も必要ありません。(内蔵SIMを用いて動作しています)
デメリットとしては、月額料金が発生することです。
しかし、介護保険も適用出来るため、条件にあえば月額費用を抑えることも可能です。
スマホで映像付きで高齢者の状況を確認したい方に、おすすめのサービスです。
※イメージ
2.「LINEエンリッチ見守りサービス」
LINEを通して安否確認ができるサービス
「LINEエンリッチ見守りサービス」
【こんな方にオススメ】
・単身の親や子どもの安否確認がしたい方
・毎日連絡を取れない方。
・親がスマホを利用している方(LINEを利用している方)
・無料または安価で安否確認を行いたい方
LINEを用いた見守りサービスで、2022年1月18日現在、登録者数が4.932人が登録している大きなサービスです。
どのようにLINEで安否確認をするのかといいますと、
まず、事前に設定した間隔で、LINEで安否確認の通知が届きます。
確認ボタンが押されない場合、再度LINEで安否確認の通知が送られます。
それでも、安否確認のボタンが押されない場合は、事前登録した近親者に連絡がいきます。
デメリットとしては、毎日(設定した間隔)で、LINEでの安否確認に反応しないといけないことです。
しかし、安否確認の再送への反応がなく生存確認の電話を直接した方が、サービス開始以来677人で1,565回
サービスに価値を感じて頂いた利用者の皆さんからの支援・寄附金は述べ535人で1,799,470円
ということで、多くの方が利用価値を感じていることが分かります。
運営元のNPO法人はLINEを用いた見守りサービスを複数展開しているため、ご自身の状況に合わせて選択することがオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
孤独死の増加は顕著で、これからも増え続けると予想されます。
その対策として、様々なテクノロジーを用いたサービスが提供されています。
それぞれの状況に合わせて、早めに行動に移すことが、大切な人を守り、後悔しないために重要です。
当ブログでは、引き続き孤独死関連の情報を発信をしていく予定ですので、定期的にご覧いただけましたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!